石川農園

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17年前に長野県に移住し、13年前から宮田村に暮らし始めた石川農園の石川誠さん、祥子さんご夫妻。現在は20aの圃場で、大玉トマトを栽培しています。トマト作りのこだわりや、農業という職業の魅力について、そのお考えを聞きました。




宮田村で農業をするようになった経緯を教えてください


17年前までは東京で会社員をしていましたが、就農を決意し会社を退社、長野県に移り住みました。長野県を選んだのは、東京からのアクセスが良く、以前何度か来たことがありなじみがあった場所だからです。お隣の伊那市で数年暮らした後、耕作地を宮田村で借りることができたので13年前に宮田村に引っ越しました。
移住に対する不安はありませんでしたね。

農業をするうえで宮田村という土地についてどう思いますか?


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私たちの農地は標高750mの土地にあり、昼夜の寒暖差が大きいのでトマト栽培に適していると思います。また、これは農地を探す時に条件にしていたことですが、高い土地にあることで、余分なものが混ざらないきれいな水を使うことができています。


石川さんのトマト作りのこだわりを教えてください


一番は土づくりにこだわっています。木の様子を見ながら水や肥料をバランス良く与えることで、土の状態を最適に保つようにしています。
また、化学農薬は使わずに天敵農薬(農薬としての目的で使用される生きた生物)を使用し、肥料には有機肥料を使っています。化学農薬を使用しないことで最初の何年かは苦労しましたが、農薬散布がないことで仕事はシンプルに行えています。
就農にあたり、こういった栽培における工夫が一番味に影響しやすいという理由でトマトを選びました。


トマトの販売先はどんなところですか?


地元の青果会社や東京の有機専門の宅配業者へ出荷しています。時には地元の直売所に出すこともあるのですが、そういったときに「おいしいから石川さんのトマトだけ買うようにしているよ」なんて声をかけていただいたこともあり、喜びを感じます。

 

農業という職業の魅力をどのようにお考えですか?


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自分のペースで仕事を組み立てられるし、できたものは自分だけでなく誰にでも食べてもらえて喜んでもらえる、そういったところに魅力を感じます。今のペースでのんびり続けていけたらと思っています。


移住を迷っている方へのアドバイスがあれば教えてください


役場の方も地元の方も親切な人が多いと思います。本当に農業を志したなら力になってくれる方がたくさんいる所だと思います。なので、自分が本当に農業をしたいかどうかを見極め、しっかりとした決意をもってうまく人を頼ることが大切だと思います。

編集部から


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取材時は11月も終わりに近づいたころだったので、石川農園のトマトを見ることはできませんでしたが、情熱をもって農業に従事される石川さんがこだわって作るトマトは、きっとおいしいのだろうなと感じました。宮田村で生まれ、中学1年生になるという息子さんも、この村で多くの友達と一緒にのびのびと育っているそうです。