まさくみ農園

タイトルなし
2010年に宮田村に移り住み、りんご栽培を始めた山口正樹さん。現在は2.5haの農地で、りんごを中心に6種類の果実の栽培を行っています。「田舎暮らしがしたい」という思いをきっかけに、行動を起こして移住を決めた山口さんに、現在の生活や村での就農について話を聞きました。


村へ移住した経緯を教えてください



タイトルなし
以前は千葉県で電子部品の販売業をしていましたが、5年前に宮田村に移り住みました。かねてから、趣味のスキーのために長野県へは何度も訪れたことがあり「いつかこんなところで暮らしたいなあ」という思いはあったのですが、その頃は別の仕事をしていたので今すぐにでも実現させたい、とは考えていませんでした。
そんな折にたまたまテレビで、脱サラ後、田舎で農業をして暮らす人の番組を見たんです。それをきっかけに田舎暮らしの事例を自分でも調べ出すようになり、「長野県で暮らす」ということが現実味を帯びてきました。

そして、長野県の就農相談会に参加して、いろんなアドバイスをいただきながら移住先と栽培作物等を選びました。宮田村を選んだのは、実家が福井県なのですが、雪かきが好きではないもので、降雪量の少ない地域が良かった、という理由です。もともと農業よりも、田舎で暮らすという生活スタイルそのものへの関心が強かったです。移住して就農するということには、金銭面での不安は多少ありましたが、妻と二人暮らしなので、失敗してもどうにかなるさという気持ちでした。


村の住み心地はいかがですか


田舎すぎない適度な環境で買い物にもなんの不自由もなく、住みやすいですね。親や自分の転勤経験から、まったく知らない土地で生活することには抵抗がないので、そういった環境を楽しんでいます。

また、組織の中で仕事をするのがあまり好きではないので、村で農業をしながら生活するというスタイルを選んで良かったと思っています。自分の裁量で時間を使えるのが良いですね。ただ、せっかく山の近くに移り住んでも、趣味のスキーに出かける時間を最近なかなかとれていないんですけどね(笑)


新規就農にあたって、苦労されたことや、助けられたことはありましたか



タイトルなし
家を探すのには苦労しましたが、畑に関しては、とても恵まれていて、1年目から広い土地を借りられました。遊休農地を出さないために村で実施している「宮田方式」のおかげで土地探しに関してははとてもスムーズでした。

お借りした土地は、私が来るまでは別のりんご農家の方が使用していたのですが、その方が高齢によって土地を管理できないという状況のところへ私が来たため、土地だけでなく、りんごを育てるためのネットや棚もすでにあり、それごと引き継がせていただけたのもありがたかったですね。また、前述の宮田方式のために村が地主さんとの間に入ってくれたことでトラブルもなく、安心感がありましたし、翌年以降も少しずつお借りする土地が増え、栽培面積を増やしていけました。



栽培技術はどのように習得されたのですか



タイトルなし
りんご作りのノウハウに関しては、農協のインターン研修を利用していろんな農家さんのところでお手伝いを兼ねて教えていただきながら覚えました。みなさんあたたかくて、いろんな方からアドバイスをいただきました。

いきなりやってきて農業を始めた私への心配もあったでしょうし、「来たからにはものになったほしい」という思いもあったのかなと思います。
まだまだ勉強中ですが、りんごの樹が心地よく実をつけられるようなお手伝いができたらと思います。



宮田村で新規就農を考えている方へのアドバイスがあれば教えてください



タイトルなし
就農を支援する制度はたくさんあるので、めいっぱい利用した方がいいと思います。また、就農相談会等に行って話を聞く機会も大切ですが、実際にその地を訪ねて農家さんと話をするのが一番だと思います。







編集部より


山口さんは現在、りんごだけでなく桃やブルーベリー、サクランボやあんずなどの栽培にも少しずつ挑戦しているそうです。新しく始めた様々なフルーツも美味しく実るようになるのが楽しみですね!



移住者の声 のその他の記事